番内や町内会世話人が音頭をとって、町内の人たちと一緒になって、祝い歌を唱和していた。
幡(ばん)には歳徳神(としとくじん)の文字が書かれている。行列は番内を先導にして、笛太鼓で景気を付けていた。
お節料理も、個々の量は多くないのに、品数が多いと完全に片づけてしまうのにはかなりの日数がかかった。
同じものを目の前にするのは、やはり風習とはいえ、お節料理というのは一日で飽いてしまう。
鍋物が欲しくなる。
家内にいうと、まず、お節料理を片づけてからだという。
特に今年は、我々夫婦だけだったから、片づけるには、二人ともかなりの努力を必要とした。
有名店のお節料理であるから、酒で流し込むようにする程のものではないのだが、かなりの酒を必要とした。
今年も12月になると、お節料理を注文するのであろうが、量の少ないものにして欲しいものだと、まだずっと先のことを考える。しかし、そんなときに限って、予定外の来客があったりするものだ。
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