2009年3月19日木曜日

夢屋


駄菓子屋さんです。
子どもの頃、よく駄菓子屋へ買い物に行ったといわれるのは、幾つくらいの人なのでしょうか。安いとか高いことは別にして、私たちの年代は、「欲しがりません 勝つまでは」の標語の下に、子ども時代を過ごしてきたものです。
戦後も、少し余裕ができた頃から、駄菓子なども出回ったものでしょうか。
その頃には駄菓子に釣られる様な年代を通過していた様にも思います。

でも、この店の中を覗いてみますと、何かしら懐かしい匂いがしてきたり、食べてみたい誘惑に駆られたりもします。
昔、懐かしいチュウインガムが噛みたかったので探しました。1コ10円ということでした。2個買い求めて口にしましたが、予想に反して柔らかいものでした。

戦後の日本製のチュウインガムは硬いものでした。これを柔らかくするには、生ゴムと一緒に噛めばいいのです。そうすると不思議なことに柔らかくなってくるものです。衛生面での問題などとは関係なく、口にしてガムの伸びる長さを競ったものでした。
ついこの間の様に感じますが、ずーっと昔のことです。

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