2009年10月28日水曜日

百舌のハヤニエ 


炬燵に入って、テレビを眺めていますと、鳥の姿が目の端で動きます。
スズメは目が合いますと、一声短く鳴いて逃げていきます。目が合わないように、少しだけ顔を横に動かして、それもちらっと眺めるようにします。

今日は、百舌がやってきました。赤色が濃いようですからアカモズかも知れないと、家内と話します。木や葉の陰に隠れるようにして、こちらの様子をうかがっていました。スズメとは違って、こちらが首を動かす程度で眺める分には、逃げ出さないようでした。

地面に降りて何かしていましたが、葉の陰になっているところで、何か持ち上げて、頭の上下運動で打ち付けているように見えます。カエルのシルエットが見えましたから、よく見かける百舌のハヤニエの完成品ではなくて、実演現場を目にすることができました。本当にラッキーなことでした

一度去ったあと、もう一度やってきてカエルを枝に打ち付ける動作を繰り返していました。何か人前の実演で出来が良くなかったのかも知れません。

二度あることは三度あるとばかりに、見え難くしていた網戸をはずしたり、一脚を持ってきたりして、撮影の準備をしましたが、見えすぎてはいけないのでしょうか、その後は姿を見せませんでした。

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