2008年9月5日金曜日

何でも食べるカラス




今日見ますと、田圃の案山子が取り払われていました。案山子だけでなく、布きれを含めて嚇しが総てかたづけられて居ました。スズメに対する効果が少なかったからでしょうか。

二羽のカラスが、道路で何かつついているので近寄ってみますと、稲の穂先が三本落ちていて、籾だけをつついて食べているのでした。刈り取りを済ませた後の田圃に、カラスが群れているのを見たことはありますが、稲の穂先をくわえてきて、道の真ん中で食べるのを見るのは初めてでした。(※ 写真は今年1月に撮影)

昨日ギャーギャー鳴いていた捨て猫の姿が見えません。
『あの捨て猫は、カラスが食った』と調理人の親父さんが言います。
カラスがスズメを追いかけて食べるのは見たことがありますが、猫の子まで食べるとは思いませんでした。何でも口に入れてしまいます。

『(食用油の)廃油も好きで、うっかりしていると、容器のフタをはずして舐める(食べる?)』と言います。とにかく好きなのだそうで、周囲をべとべとにして食べると言います。
行灯の油を舐める化け猫ではありませんが、油を舐めるカラスというのもおかしなものです。

ステーキ用に大きな肉の塊を買ってきて調理をするのだそうですが、要らない脂の部位は、外に出すと直ぐになくなるといいますから、その食堂の動向を監視している何羽かのカラスの集団が居るのでしょう。
「子猫を食ったのはそのカラスだ」と親父さんは言いますが、私は、洋猫に見えた可愛い子猫を、親切な人が連れて帰ったと思いたいものです。

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